お洋服クロニクル
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人気ランキング : 99,115位位
定価 : ¥ 720
販売元 : 中央公論新社
発売日 : 2002-02 |
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中野さんの絵が可愛い |
〜 中野さんのお洋服の歴史と共に、お仕事の軌跡も垣間見える本です。中野さんがOLを辞めて、ヨーロッパ旅行に出かけ、帰国後に今の仕事のスタンスを確立する迄の過程がすごく新鮮に読めました。「あの時、何を着ていたか」の記憶はたぶん私も負けないと思います(笑)。お洋服の残像から記憶や思い出、その時の気分が突然甦って来たりしますし。 中野さんの〜〜書いた挿絵が本当に可愛いです。〜
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お洋服を通した自伝 |
いやはや驚きました。世の女性というものは、こういう感じが普通なの でしょうか。 著者はベビーブーム世代ですが、'53年から'89年まで36年 間に渡って綴られた 「あの時私は何を着ていたか」というお話に、私は ただ驚くばかりでした。 題名が表すとおり、この本は著者の洋服を通じた自伝であり、年表です。 ベビー ブーム世代というのが世代として絶妙である、と思いました。戦 後といわれた 時代のニュアンスも最初に入っていますし、日に日に日本 の風景が変わって いった高度経済成長期は、青春期。最後が平成元年で すから、戦後の昭和史を お洋服で綴ったという感じになっています。著者自身の鉛筆によるお洋服イラスト が、なんともいい味を添えています。
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あんなカッコもしてました |
彼女にとって洋服とは、アルバムの写真にも等しいものらしい。たとえば黒のミディ丈コートは、池袋名画座での痴漢の体験を思い出させる。痴漢を足蹴りにして出てくるつもりが、裾を踏んづけて転び、そいつに助け起こされるというまぬけな一コマの・・。服の個人的な思い出をこまかに語ることで、昭和の服装史・生活史が浮き上がってくる。 少女時代の運動会ではかされた足袋、ガーガーと音をたてる編み物機、「よそはよそ、うちはうち」という家庭内倫理、雑誌『それいゆ』、町の布地屋、手回しローラーつき電気洗濯機、フェルト全円スカート、おとめ刈り・・。一転、青春編はほろ苦い。けなげにも孤軍奮闘おしゃれに邁進するが、なぜかおかしく切ない。 「お洒落が好きだが、お洒落は下手」「根本に漂う貧乏くささ」と自己批評をかまし、「自分の異性体験を惜しげもなく世間に披露するほど気前のいい人間ではない」と言う。しかし精一杯の読者サービスで、過去の恥ずかしい体験まで気前よく披露している。同じように時代の波にのった経験のある人なら、ノリにのって読みすすむだろう。 この本を読めば、昭和28年以降の風俗の一端を知ることができる。それも生き生きとした現場感覚で。今後はあの時代の洋服を知るための参考資料となるかもしれない。布の官能性に目覚めていった少女時代の日本を、「なんだか日本全体が初夏の明るさの中にいたかのような」と書いているが、そう、ほんとうに、あの時代のよさをなんであのとき、もっと実感しておかなかったのだろうと思う。しかしそれはたぶん、振り返ってみたときにしか見えてこないものなのだろう。あの時代を生きた人はこの本を読んで、もういちど振り返ってみてほしい。あの時代を「初夏の明るさ」と感じるかどうかは別にしても。
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「お宝」本!!! |
この本は何度読み返しても楽しいです。女の子であることの幸せが、一番最初から終わりまでつまっている本です。私は単行本ですでに購入していましたが、持ち歩きように文庫の方も購入してしまいました。 中野翠さんの、「お洒落」「かわいさ」に関する感覚には、私もとても共感し、魅力を感じます。「この年齢だったらこんな感じのを着なくちゃいけないかな」なーんて考えないで、「好きなものだから着てる」という感じです。だからといって、中野さんは決して無理やり若づくりしているという印象はまったくないのがすごい。私も中野さんのように「お洋服」をいくつになっても楽しめる女性になりたいです。 また、中野さんの幼いころの部分も楽しく、お母様が娘たちにいろいろな「お洋服」を作ってくれたらしたのですが、昔のお母さんて、ホントに何でも作っちゃうんだと感動しました。このあたりを読んでいると、あてもないのにギンガムチェックの生地なんかを買い込んできて、子供用のワンピースでも作りたいような気分になります。 イラストは(中野翠さんの本は、いつも味のあるイラストも楽しい)この本は今まで読んだ中で一番といっていいくらい点数が多くて嬉しくなります!! ぜひぜひお勧めの一冊です。私は「お宝」本として持ってます。楽しいよ。
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